バイロンベイのスージー

今週のお題「会いたい人」

 

 

 

 

私が今会いたい人は、バイロンベイのスージー

 

オーストラリアはNSW州にある、キャンプサイトに住んでいる、Suziという女性だ。

 

彼女とは約10年前に数週間、当時住んでいたゴールドコーストの家で生活をし、

 

 

以後 オーストラリアのお母さん と私は呼んでいる。

 

年齢は多分80歳くらい。

 

ヒッピーなおばあちゃん。

 

彼女は身寄りがない。若いときに結婚したがずっと前に離婚している。

 

子供は居ない。

 

だからかな、私のこと自分の子供みたいにすごく可愛がってくれた。

 

最初は私の拙い英語が分からないから、I dont understand! って笑い泣きしながら言われた。

 

 

私も I dont like speaking in English! 英語めんどくさい!って言いながら身振り手振りで友達とのロードトリップの計画を彼女に説明した記憶がある。笑

 

 

 人生を旅するように生きてきた彼女は、

普段はキャンプサイトで、自分のキャンピングカーで暮らしている。

 

 

前は車でどこにでもワイルドに出かけていたけど、

 

 

数年前から、足腰の痛みもあって前みたいに自由な生活もできていない。

 

 

そんな彼女からは、今でもたまにFACEBOOKで面白い動画とか画像が送られてくる。

 

 

昨日も突然送られてきた。

 

 

元気そうでなにより!!

 

 

コロナの影響でステイホームになってから

 

それまでしばらく連絡とってなかった人とも連絡をとる機会が増えた。

 

 

一方で、先日バンクーバーに住む友達のアパートメントの階下で、死後6週間経った老人の遺体が発見された。。

 

 

最初は近所の住民が異常なハエの多さに不審を抱いて、発見までに至ったんだけど

 

 

ステイホームな今だからこそ、本当に寂しい思いをしている人がいるかもしれない。

 

特に、SNSに馴れてないおじいちゃんやおばあちゃん、

 

 

今までは近所のお友達と立ち話して過ごしていたけど、

 

 

それも今はできないから、寂しい思いしてるんじゃないかなぁって思った。

 

 

 

遺体処理にきた警察も、『ステイホームになって、皆が連絡を取り合うようになったのに死後こんなに長く発見されなかったのは、おそらく身寄りがなかったんじゃないか』

と話していたそう。

 

 

寂しい思いをしているのは、自分だけじゃないし、だからこそ、周りの人に声をかけるの大事だなぁって思う。

 

 

 

人と過ごせる時間は有限だから、遠く離れてるひとにもちゃんと思いは伝えなくちゃね。

 

 

そういう風に思い出すひとが、世界中に何人かできたことが、こうやって転々といろんな国で生活して得た財産の一つだなぁ。。と嬉しくなるのでした。

 

 

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